1口500円の新聞折込基金を募集しています。
基金が貯まれば、福井県内に新聞折込を行います。
1口で約80軒、20万軒分で130万円が目標です。
何口でも結構ですので、ぜひ郵便振込をお願いします。
 
 若狭連帯行動ネットワーク(「若狭ネット」)は、福井と関西を結び脱原発をめざすボランティアの市民ネットワークです。いつでも、どなたでも、気軽に、自由に、私たちの運動に参加できます。
 
 1991年の美浜原発2号炉・蒸気発生器細管破断事故を契機に、力を合わせて福井の原発を止めていくため、同年9月7日に福井市で結成されました。
 
 福井では当時、「原発止めよう!新聞折込基金」を福井県民に呼びかけ、原発立地点の多い福井県嶺南地域で、「もんじゅ」試運転反対や原発反対のビラを新聞に折り込む運動を展開していました。また、事故を起こした原発の運転停止を求める署名運動や福井県への申し入れなどを行っていました。原発反対福井県民会議などによる高速増殖炉「もんじゅ」反対運動、プルトニウム燃料輸送阻止闘争にも参加していました。
 
 関西では、関西電力による和歌山県日高原発立地計画を阻止するため、地元漁協や原水禁・労働組合運動などと共に、関西電力本社のある都市部と原発立地予定点での運動を結んで闘ってきました。1988年3月末の比井崎漁協総会で事前調査受入議案を廃案に追い込み、漁協レベルでは完全勝利しています。1990年には推進派町長が誘致断念を表明して辞任し、9月の町長選で反原発町長が誕生しています。
 この闘いを教訓として、美浜事故を契機に、今度は稼働中の原発を止めようと、1991年春から美浜町へ月1回の戸別ビラ入れと新聞折込を行ってきました。美浜事故の原因糾明を行い、公開質問状を出して関西電力本社と交渉し、公開討論会を開かせ、その責任を追及してきました。
 
 これらの福井と関西の市民グループの運動を結合してつくったのが「若狭連帯行動ネットワーク」です。
 
 粘り強く、最後まで、徹底して、共に闘い抜くこと、これを通してお互いの信頼と友情をはぐくむこと、そして、最後には勝利すること、これが若狭ネットのモットーです。
 
 若狭ネットは、皆さんご自身の活動への自発的参加とカンパで成り立っています。ご支援、ご声援をよろしくお願いします。