若狭ネット

福井と関西を結び脱原発をめざす市民ネットワーク

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若狭ネット資料室(室長 長沢啓行)
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若狭ネットニュース第174号を発行しました

若狭ネットニュース第174号を発行しました

第174号(2019/2/25)(一括ダウンロード10.3Mb
巻頭言-復興庁「放射線のホント」の撤回を求める全国署名2万1,234筆を昨年12月20日、復興庁へ提出し、徹底追及!福島事故で「一般公衆の被ばく線量限度1mSv/年」を守らないのは、安倍政権による内閣ぐるみの法令違反!私たちは絶対に許しません!
3月末(第3次締切)に向け、「放射線のホント」撤回署名をさらに積み上げよう!
復興庁「放射線のホント」撤回署名と新しい「若狭ネットのリーフレット」
(1) 再稼働条件に違反しながら逃げ回る関西電力に福井と関西の連帯した力で、大飯・高浜原発の運転停止・中間貯蔵施設の立地断念を求め、共に追及しよう!
(2) 金属製乾式キャスクによる使用済燃料中間貯蔵は何が問題か?
大阪府立大学名誉教授長沢啓行

金属製乾式キャスクによる使用済燃料中間貯蔵は何が問題か?
目次
1 はじめに
2 金属製乾式キャスクとは何か
2.1 キャスクの密閉性は金属ガスケット頼み
2.2 自然空冷できないものは収納できない
2.3 崩壊熱が高いとキャスクが高価になる
2.4 キャスク表面で2mSv/h まで許容
2.5 キャスク費が乾式貯蔵の経済性を左右
3 「プール貯蔵より安全」は本当か
3.1 乾式貯蔵は「自然空冷」が条件
3.2 高温では中性子遮蔽材の熱分解が進む
3.3 乾式貯蔵でプール事故の危険が高まる
4 使用済燃料中間貯蔵は何のためか
4.1 再処理工場への搬出が前提だった
4.2 廃炉と使用済燃料貯蔵の関係
4.3 原子炉建屋は100 年以上長期密閉管理を
5 余剰プルトニウム問題とは何か
5.1 高速増殖炉開発の破綻
5.2 余剰プルトニウムが国際的課題に
5.3 独脱原発と仏プルサーマル難を教訓に
5.4 顕在化し始めたプルサーマルの矛盾
輸入MOX 燃料はウラン燃料より10 倍高い
国内MOX燃料費はもっと高い!
「事業者間の連携・協力」は進められない
自治体の事前了解は一層困難に
6 おわりに

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