関西電力に公開質問状を25団体共同で提出しました。(公開質問状はこちら)
2月19日午後4時~5時に関西電力本社で回答を受けることになりました。その際に第2次提出しますので、前日まで共同提出団体を受付ます。
連絡先:若狭連帯行動ネットワーク
(久保方 TEL 072-939-5660
e-mai:dpnmz005@ kawachi.zaq.ne.jp)
原子力規制委員会へ慎重審議を申し入れました。(申し入れ文はこちら)
2014年1月24日
原子力規制委員会委員長
田中俊一様
大飯3・4号と高浜3・4号の耐震性評価および美浜原発敷地内「活断層」評価に関する申し入れ
若狭連帯行動ネットワーク
貴職におかれましては、新規制基準の下で、国内原発に関する原子炉設置変更許可申請書の審議にご多忙のことと存じます。
私たちは「福井と関西を結び脱原発をめざすボランティアの市民ネットワーク」です。福井県若狭地方に11基ある大飯・高浜・美浜の各原発が再稼働すれば、これらの原発で福島第一原発事故のような原子力災害が生じるのではないかと憂慮しています。とりわけ、地震による同時多発故障(共通原因故障)で炉心冷却ができなくなる事態を憂慮しており、このたび、関西電力に対し、添付のような公開質問状を提出し、文書回答と口頭による説明を求めています。
過去にも、このような地震に関する公開質問状を提出して回答を求めてきましたが、「原子力安全・保安院や原子力安全委員会の審議会で検討中である」とか、「同審議会で基準地震動や地震動評価結果が了承されている」とかの理由を付けて、まともな回答や説明を受けた記憶がありません。今回もそのようなケ
ースになるのではないかと危惧しながら、それでも、フクシマ事故の後でもあり、少しはましな対応をしてくれるのではないかと淡い期待を寄せながら、添付の公開質問状を関西の市民団体共同で提出しました。
つきましては、原子力規制委員会でも、私たちが憂慮している内容をご承知おき頂き、私たち国民の納得できる審議がなされますよう、強くお願いする次第です。
以上
添付資料
1.関西電力宛「大飯3・4号,高浜3・4号の地震動評価および美浜原発の敷地内活断層に関する公開質問状」(2014年1月24日)
2.長沢啓行(大阪府立大学名誉教授):「大飯3・4号と高浜3・4号の耐震安全性は保証されていない」,若狭ネット第147号,pp.6-27(2014)