川内1・2号の地震動過小評価問題で「九州電力が引用論文を曲解して地震動を過小評価していた」という重大な事実が判明しました。そこで、私たちは、3月18日の交渉の継続として、新たに鹿児島・川内の9つの市民団体に呼びかけ団体へ加わって頂き、5月15日に原子力規制委員会宛に緊急公開質問状を提出しました。(記載内容のうち菊地・山中(1997)論文の評価についてミスがあり、5月23日のブログで訂正しましたので、詳しくはこちらをご覧ください)
呼びかけ団体:川内原発建設反対連絡協議会、川内つゆくさ会、反原発・かごしまネット、まちづくり県民会議、川内原発活断層研究会、東電福島原発事故から3年-語る会、さよなら原発:アクションいぶすき、原発ゼロをめざす鹿児島県民の会、かごしま反原発連合有志、原子力発電に反対する福井県民会議、サヨナラ原発福井ネットワーク、原子力資料情報室、若狭連帯行動ネットワーク(事務局担当)
ところが、その事務局である原子力規制庁が「審査中の案件に関する質問には答えられない」と主張し、翌日に回答を拒否してきたのです。私たちへの回答拒否は3月に続き(3月24日に抗議申し入れ:詳しくはこちら)、今回で2度目です。原子力ムラから独立するのは当然だとしても、国民の安全を確保する立場でありながら国民の声を聞かないというのは一体どういうことでしょうか。しかも、川内1・2号の耐震性に関する重大な疑惑が持ち上がっているというのに・・・
私たちは、やむなく緊急の抗議・要請文を提出しました(緊急要請文はこちら)。
川内1・2号の審査書(案)ができ次第、この緊急要請文への対応と先に提出した緊急公開質問状への回答を求めていく予定です。この公開質問状は3月18日の交渉を継承していますので、現段階で84団体・380個人の賛同を得ていますが、次回交渉に向けて、さらに賛同団体・個人を増やしていきたいと思います。交通費カンパも、1口500円で何口でもお願いします。
5月19日緊急抗議・要請文および緊急質問状への賛同呼びかけ(こちらからダウンロードしてください)
5月15日緊急公開質問状(こちらからダウンロードしてください)
緊急公開質問状添付資料(こちらからダウンロードしてください:「画像エラー」が出たら再読み込みしてください)