若狭ネット

福井と関西を結び脱原発をめざす市民ネットワーク

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関西電力に美浜原発の敷地内活断層に関する追加質問状を提出

関西電力に美浜原発の敷地内活断層に関する追加質問状を提出

私たちは関西の市民グループ29団体で関西電力に公開質問状を提出し、2月19日に関電本社で回答を受けました。しかし、美浜原発敷地内の活断層疑惑を指摘したスミス氏による報告書は「当社に現存しない」とし、事実上のゼロ回答でした。当日は時間がなかったため、改めて追加質問書を提出することにしましたので、本日下記の通り、追加質問書を関西電力本社へ提出しました。(pdf版はこちら2014年2月19日関電交渉の記録はこちら

2014年2月24日
関西電力株式会社
代表取締役社長 八木 誠 様
     美浜原発の敷地内活断層に関する追加質問状
貴職は私たちの公開質問状に対し2月19日の交渉で広報部を通して、「スミス氏の報告書は当社に現存しない。」「大野氏の報告書に書かれた以上のことは不明である。」と回答しました。しかし、私たちはスミス氏の報告書について重大な疑問を抱いています。下記の追加質問に真摯に回答されるよう強く求めます。
(1)スミス氏の報告は1967年3月以降、美浜1号の設置許可が出た1966年12月の後に関西電力へ提出され、その内容も安全審査で検討された国内地質専門家による鑑定結果とは正反対です。このことから、スミス氏の報告書について、貴職は国に報告も提出もしていないのではありませんか。
(2)スミス氏の報告書は美浜原発の安全性に全面的に責任を持つ米国Wh社による報告書と書簡であり、敷地地盤補強対策の根拠となる技術資料です。地盤が問題となって施設に異常が生じた際にはWh社の責任を問うためにも、このような資料は永久保存するのが普通です。スミス氏の報告書をなぜ、いつ、「処分」したのですか。書簡も同時に処分したのですか。
(3)貴社の社内規則では、このような文書の保管ルールはどうなっているのですか。文書保管ルールまたは社内規則を公開して下さい。
以上
共同提出団体:
京都原発研究会,原発ゼロ上牧行動,ヒバク反対キャンペーン,ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン,全日本港湾労働組合関西地方大阪支部,STOP原子力★関電包囲行動,大阪此花発!STOPがれき近畿ネットワーク,みらくる∞未来を創るにんげんアクション,現代を問う会,ストップ・ザ・もんじゅ,原発の危険性を考える宝塚の会,さよならウラン連絡会,安全食品連絡会,奈良脱原発ネットワーク,さよなら原発北葛の会,反原発奈良教職員の会,科学技術問題研究会,さようなら原発生駒,鈴蘭台公害セミナー,地球救出アクション97,チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西,国際女性年連帯委員会,風を起こす女たちの会,福島の子どもたちを放射能から守ろう・関西,神戸YWCA平和活動部,どこまでも9条の会,子どもたちを放射能から守る大阪ネットワーク,環境フォーラム市民の会(豊中),若狭連帯行動ネットワーク(2014年2月19日現在29団体)

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