若狭ネット

福井と関西を結び脱原発をめざす市民ネットワーク

大阪連絡先 dpnmz005@ kawachi.zaq.ne.jp
若狭ネット資料室(室長 長沢啓行)
e-mail: ngsw@ oboe.ocn.ne.jp
TEL/FAX 072-269-4561
〒591-8005 大阪府堺市北区新堀町2丁126-6-105
2015年1月原子力規制委員会との交渉に参加してください

2015年1月原子力規制委員会との交渉に参加してください

原子力規制委員会との1月交渉の呼びかけ(pdfはこちら
継続中の川内1・2号審査を中止せよ!高浜3・4号審査書(案)を撤回せよ!
1月中旬の原子力規制委交渉で基準地震動とカルデラ噴火の審査やり直しを求めよう!

呼びかけ: 川内原発建設反対連絡協議会、川内つゆくさ会、反原発・かごしまネット、まちづくり県民会議、川内原発活断層研究会、東電福島原発事故から3年-語る会、さよなら原発:アクションいぶすき、原発ゼロをめざす鹿児島県民の会、かごしま反原発連合有志、原子力発電に反対する福井県民会議、サヨナラ原発福井ネットワーク、原子力資料情報室、若狭連帯行動ネットワーク(事務局担当)

川内原発1・2号の審査はまだ終わっていません。原子炉設置変更(基本設計)許可に基づく工事計画(詳細設計)申請と保安規定変更申請が継続審査中です。九州電力は11月末に申請書類不備を指摘され、来年(2015年)1月に補正申請を提出する予定です。10月の地元説明会等では、基準地震動やカルデラ噴火に関する根本的な問題点が次々と指摘され、11月には日本火山学会が規制基準見直しの提言を出しており、「基本設計認可を取り消して審査をやり直すべきである」ことがますます明らかになってきています。にもかかわらず、原子力規制委員会は来年1月にも川内1・2号の保安規定変更申請等を認可しようとしています。また、12月17日には高浜3・4号の審査書(案)を確定させ「来年1月16日までの意見募集」段階へ移りました。
基準地震動については、「M6.5の直下地震で1340ガルの地震動に襲われる」ことが原子力安全基盤機構(現在は原子力規制庁へ統合)の解析で明らかになっており、これを無視するのは「福島原発で15.7mの津波を試算しながら無視した」のと同じです。
カルデラ噴火については、「60年以上前に余裕を持ってカルデラ噴火を予知できる」とする九州電力の主張には根拠がなく、田中俊一原子力規制委員長も予兆が出た段階では核燃料搬出は困難であることを認め、石棺のようにプールごと埋めてしまう方法を口走る始末です。
川内1・2号の直下地震やカルデラ噴火に対する安全性は全く保証されていません。高浜3・4号も大飯3・4号も耐震安全性は保証されていません。今からでも遅くありません。審査やり直しの声を共に上げましょう。
私たちは、3月18日と7月29日に原子力規制委員会と交渉し、基準地震動の問題を追及してきました。その結果、1340ガルの直下地震の危険性などを具体的に暴き出すことができました。その成果を継承し、新たにカルデラ噴火の危険性を加えて、3回目の交渉を行うべく、11月19日に別紙の公開質問状を提出し、総選挙後の12月17日交渉を求めてきました。しかし、原子力規制庁は「その頃は作業のピークだ」として交渉応諾の返事をよこさず、7回目の督促でようやく「来年1月初めに応じる」との確約を得たのです。2015年1月5日に再度日程調整を行い、1月16日頃(未定)に交渉を行う予定です。
日程が決まり次第、改めて交渉への参加呼びかけを出させて頂きますが、1月交渉を成功させるため、公開質問状への賛同団体・個人の拡大と1口500円で交通費カンパへの協力をお願いします。
公開質問状は11月19日に提出しましたが、2015年1月16日頃(未定)の交渉日まで賛同団体・個人の募集を継続し、交渉当日に改めて提出します。賛同団体・個人を広げて下さい。また、遠方からの交渉参加者には交通費の半額をめどにカンパしたいと思います。交渉成功のため、1口500円で何口でも結構ですのでカンパをお寄せ下さい。
連絡先:〒583-0007 藤井寺市林5-8-20-401 久保方TEL 072-939-5660 dpnmz005@kawachi.zaq.ne.jp
または〒591-8005 堺市北区新堀町2丁126-6-105 若狭ネット資料室(長沢啓行室長)
TEL 072-269-4561 ngsw@oboe.ocn.ne.jp http://wakasa-net.sakura.ne.jp/www/
カンパ振込先: 郵便振込口座番号00940-2-100687(加入者名:若狭ネット)

川内・高浜・大飯原発の基準地震動と川内原発の火山に関する公開質問状(2014年11月19日提出)

若狭ネットニュース第152号(2014/12/19)(一括ダウンロードはこちら
巻頭言-川内原発再稼働阻止!高浜原発審査書案撤回!地震と火山の審査をやり直せ!
(1)原子力規制委員会の有識者会合で改めて敦賀2号直下の破砕帯を「活断層」と認定 関西電力は、日本原電に支払っている「基本料金」を打ち切るべき
(2)「食と農でつなぐ 福島から」(岩波新書1497、定価780円)を読んで 久保きよ子
(3)福島第一原発を視察して・・・深刻化し顕在化する「溶融燃料塊と汚染水」の危険 長沢啓行(大阪府立大学名誉教授)

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