若狭ネット

福井と関西を結び脱原発をめざす市民ネットワーク

大阪連絡先 dpnmz005@ kawachi.zaq.ne.jp
若狭ネット資料室(室長 長沢啓行)
e-mail: ngsw@ oboe.ocn.ne.jp
TEL/FAX 072-269-4561
〒591-8005 大阪府堺市北区新堀町2丁126-6-105
熊本地震を踏まえ川内1・2号の運転中止を求める原子力規制委交渉に賛同・参加を!

熊本地震を踏まえ川内1・2号の運転中止を求める原子力規制委交渉に賛同・参加を!

2016年熊本地震を踏まえ、川内1・2号の運転を中止し、再稼働認可を取り消せ!
5月中旬の原子力規制委交渉に賛同・参加を!

呼びかけ: 川内原発建設反対連絡協議会、川内つゆくさ会、反原発・かごしまネット、
まちづくり県民会議、川内原発活断層研究会、さよなら原発:アクションいぶすき、
原発ゼロをめざす鹿児島県民の会、かごしま反原発連合有志、原子力資料情報室、
若狭連帯行動ネットワーク(事務局担当)

2016 年熊本地震を踏まえた川内原発の基準地震動に関する公開質問状(案)

2016年熊本地震を踏まえ、川内1・2号の運転を中止し、再稼働認可を取り消せ!
5月中旬の原子力規制委交渉に賛同・参加を!

2016年熊本地震は4月14日、震度7の激震で始まりました。意外にも、この激震をもたらした地震はM6.5と小さく、南北方向に張力軸を持つ右横ずれ断層でした。防災科学研究所KiK-netの益城観測点KMMH16でましきは、地表で1,580ガルの非常に大きな地震動が観測されました。原発の基準地震動と比較可能な地下地震計でも、南北方向237ガル、東西方向178ガル、鉛直方向127ガル、3成分合成で260ガル程度の地震動が観測されました。これを原発の基準地震動と同じ「解放基盤表面はぎとり波」に換算すると、ほぼ2倍になり、それぞれ470ガル、350ガル、250ガル、3成分合成で520ガル相当になります。
この地震観測記録から、次のことが言えます。
(1)原子力安全基盤機構JNES(現在は原子力規制庁へ統合)による地震動解析結果との比較から、4月14日のM6.5の震源近傍では1,000ガルを超える地震動が襲った可能性が高い。
(2)同地震の益城観測点での地下地震観測記録はぎとり波は川内原発の基準地震動を応答スペクトルの一部で超えている。
(3)同はぎとり波の応答スペクトルはM7.3の市来断層帯市来区間(等価震源距離はほぼ同じ約14km)の耐専スペクトルを超えており、耐専スペクトルでは過小にすぎる。また、断層モデルによる地震動解析結果は耐専スペクトルの1/2~1/3にすぎず、大幅な過小評価になっている。
私たちはこれまで、JNESの解析結果に基づき、川内原発の直下でM6.5の直下地震が起これば、1,340ガルの地震動に襲われ、炉心溶融事故は避けられないと主張し、原子力規制庁もJNESの断層モデルの再現性について「専門家を入れて検討すべき」と認めていました。しかし、実際にはサボタージュされたままであり、今回の熊本地震はこのような原子力規制委員会の怠慢を事実でもって批判しているとも言えます。2016年熊本地震を踏まえ、原子力規制委員会は、川内1・2号の運転中止命令を出し、再稼働認可(設置変更許可)を取り消し、地震動評価手法を根本的に作り直し、基準地震動を作成し直すべきです。
私たちは、これまでの原子力規制委員会との交渉の成果を引き継ぎ、2016年熊本地震を踏まえて公開質問状を提出し、5月下旬(未定)に交渉を行う予定です。
日程が決まり次第、改めて交渉への参加呼びかけを出させて頂きますが、5月交渉を成功させるため、公開質問状への賛同団体・個人の拡大と1口500円で交通費カンパへの協力をお願いします。

公開質問状(案)への賛同団体・個人の募集は5月10日を第1次締め切りとし、交渉当日まで募集します。
賛同団体・個人を広げて下さい。質問項目への御意見もお寄せください。また、遠方からの交渉参加者には交通費の半額をめどにカンパしたいと思います。交渉成功のため、1口500円で何口でも結構ですのでカンパをお寄せ下さい。
連絡先:〒583-0007 藤井寺市林5-8-20-401 久保方TEL 072-939-5660 dpnmz005@kawachi.zaq.ne.jp
または〒591-8005 堺市北区新堀町2丁126-6-105 若狭ネット資料室(長沢啓行室長)
TEL 072-269-4561 ngsw@oboe.ocn.ne.jp http://wakasa-net.sakura.ne.jp/www/
カンパ振込先: 郵便振込口座番号00940-2-100687(加入者名:若狭ネット)

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