若狭ネット

福井と関西を結び脱原発をめざす市民ネットワーク

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9月7日 教職員・市民 討論集会 ー 新「放射線副読本」の作り直しを求め、放射線教育を考える ー にご参加ください

9月7日 教職員・市民 討論集会 ー 新「放射線副読本」の作り直しを求め、放射線教育を考える ー にご参加ください

福島原発事故の年に文科省研究開発局(原発推進部局)が作成し、全国の小中高校に配布した旧「放射線副読本」は全国的運動によって事実上撤回させました。代って初等中等教育局がつくった新「放射線副読本」が今年度、再び全国の学校に配布されました。フクシマ事故についての記述が追加されましたが、風評に惑わされないようにということに重点が置かれ、放射線の危険性は軽く扱われています。最終ページでは、旧版同様、原発事故が起きた時には落ち着いて退避・避難するとされています。これでは、子どもたちがフクシマ事故の深刻さと放射線の危険性を理解し、原発をこれからも使うかどうか自分たちで判断するための教材とはなりえません。
私たちは、学校での公平な教育を要求し、新しい副読本の作り直しを求める文科省への要望書に賛同を募る署名活動を5月から行ってきました。賛同団体、個人はどんどん増え、全国に広がっています。署名をもとに、7月4日には文科省交渉も行いました。
初等中等局は、交渉での発言によると、「文科省はフクシマ事故に責任はない。新副読本では原発の是非は言わない方針」ということです。しかし、新「放射線副読本」は原発の運転を想定したものとなっています。フクシマ事故への反省も、子どもたちの未来に向き合う姿勢も見られません。
私たちは、第一に、文科省に副読本の作り直しを要求し、文科省と話し合いを続けます。新副読本批判を再稼働反対の運動と結んで全国に拡げます。第二に、フクシマ事故の深刻さとフクシマの人権侵害、子どもたちの教育を受ける権利の侵害の実態及び放射線の危険性について学びます。その上で、子どもたちがフクシマの現実を知り未来のために原発を使うべきかどうか考えることができるような教育を実践し拡げます。ここでは教職員運動が長年取り組んできた人権と反核平和の教育との結合が重要ではないでしょうか。
このような二つの取り組みをどのように進めたらよいのか、話し合い効果的な道を探りたいと考えます。

呼びかけのpdfはこちら)( 「放射線副読本」作り直しの取り組みはこちら

新「放射線副読本」の作り直しを求め、放射線教育を考える 教職員・市民 討論会
日時:9月7日(日)14時~16時半
場所:苅田土地改良記念会館(御堂筋線我孫子駅③出口、東へ5分)(地図はこちら)
内容:
1.運動の経過説明と今後の運動の進め方について討論
2.シンポジウム2014「フクシマとヒロシマ・ナガサキを結び放射線教育を進めよう」11月23日について
3.フクシマ事故教材の発表と検討
主催:地球救出アクション97 、若狭連帯行動ネットワーク、ヒバク反対キャンペーン、科学技術問題研究会

連絡先:
562-0013 箕面市坊島4-14-12 前田由隆(若狭連帯行動ネットワーク)
TEL&FAX.072-721-2956 Eメール nncs-m@wonder.ocn.ne.jp
580-0003 松原市一津屋4-9-6 稲岡美奈子(地球救出アクション97)
TEL.072-336-7201 FAX.072-339-2871 Eメール minako-i@estate.ocn.ne.jp

 

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