若狭ネット

福井と関西を結び脱原発をめざす市民ネットワーク

大阪連絡先 dpnmz005@ kawachi.zaq.ne.jp
若狭ネット資料室(室長 長沢啓行)
e-mail: ngsw@ oboe.ocn.ne.jp
TEL/FAX 072-269-4561
〒591-8005 大阪府堺市北区新堀町2丁126-6-105
ニュース

原子力規制委員会との3月18日交渉にご参加ください

再稼働に向けた審査が基準地震動を巡って白熱する中、原子力規制委員会への公開質問状を3月5日、66団体・221個人の賛同で提出しました。その後も賛同が増えています。3月17日まで賛同団体・個人を受け付け、交渉日に改めて提出しますので、よろしくお願いします。また、原子力規制委員会との交渉は3月18日に決まりました。ぜひ、ご参加ください。 (公開質問状+賛同・団体個人リストはこちら)(3月18日の交渉と公開質問状への賛同の呼びかけはこちら

呼びかけ: 原子力発電に反対する福井県民会議、サヨナラ原発福井ネットワーク、 原子力資料情報室、若狭連帯行動ネットワーク(事務局担当)

高浜3・4号の地震動評価で断層モデルは耐専スペクトルの1/2~1/3
耐専スペクトルも岩手・宮城内陸地震を反映せず、過小評価

原子力規制委員会に地震動評価法の抜本改定を求めよう!
公開質問状の賛同団体・個人になって下さい!
3月18日午後1時半から参議院議員会館で原子力規制委員会との交渉に参加を!

原子力規制委員会は基準地震動・基準津波の確定と航空機墜落等による大規模損壊時の対策の3条件を満たす原発を「模範」として選定し「審査書案」を作成しようとしています。あろうことか、政府・与党の中からも再稼働をプッシュする発言が相次いでいます。ちょっと待って下さい!原発の地震動評価はあまりにもずさんです。このままでは地震で炉心溶融事故が再び起きる危険があります。私たちは以下のことを原子力規制委員会に求め、交渉します。ぜひ、公開質問状に賛同し、交渉に参加して下さい。

(1) 高浜3・4号の断層モデルによる地震動評価結果は、国内地震観測記録に基づく耐専スペクトルと比べて1/2~1/3の過小評価になっています。耐専スペクトルも2008年岩手・宮城内陸地震など震源近傍の国内地震観測記録が反映されていません。過去20年間の国内地震記録に基づいて耐専スペクトルや断層モデルを抜本的に構築し直し、基準地震動を大幅に引き上げるべきです

(2) 高浜3・4号および大飯3・4号については、基準地震動をそれぞれ1000ガル以上および1500ガル以上へ大幅に引き上げるべきです他の原発についても同様に基準地震動を大幅に引き上げるべきです

原子力規制委員会との交渉
日時:2014年3月18日(火)13:30~15:00
場所:参議院議員会館102会議室
(地下鉄丸ノ内線「国会議事堂駅前」下車歩5分 地図はこちら
参加希望者は通行証が必要ですので、事前に久保までご連絡下さい。当日は、参議院議員会館の荷物検査を経て、12時過ぎにロビーへ集合し、事前会合(12:30~13:20)からご参加下さい。
原子力規制委員会に対する紹介議員は、社会民主党の福島みずほ参議院議員にお願いしています。公開質問状は3月5日に66団体・221個人の賛同で第一次提出しましたが、3月17日まで募集を継続し、18日の交渉当日に改めて提出します。公開質問状への賛同団体・個人になって下さい。そして、3月18日の原子力規制委員会との交渉に参加して下さい。遠方からの交渉参加者には交通費の半額をめどにカンパしたいと思っています。交渉を成功させるため、1口500円で何口でも結構ですのでカンパをお寄せ下さい。

公開質問状への賛同団体・個人を募集中: 第2次締め切りは2014年3月17日正午

連絡先:〒583-0007 藤井寺市林5-8-20-401 久保方TEL 072-939-5660 dpnmz005@kawachi.zaq.ne.jp
または〒591-8005 堺市北区新堀町2丁126-6-105 若狭ネット資料室(長沢啓行室長)
TEL 072-269-4561 ngsw@oboe.ocn.ne.jp

カンパ振込先: 郵便振込口座番号00940-2-100687(加入者名:若狭ネット)

地震動評価法の抜本改定を!原子力規制委員会あて公開質問状の賛同団体・個人になって下さい

高浜3・4号の地震動評価で断層モデルは耐専スペクトルの1/2~1/3
耐専スペクトルも岩手・宮城内陸地震を反映せず、過小評価
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原子力規制委員会に地震動評価法の抜本改定を求めよう!
    公開質問状の賛同団体・個人になって下さい!
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呼びかけ:原子力発電に反対する福井県民会議、サヨナラ原発福井ネットワーク、原子力資料情報室、若狭連帯行動ネットワーク(事務局担当)(呼びかけのpdf版はこちら

電力各社は現在、PWR12基(泊1~3、大飯3・4、高浜3・4、伊方3、川内1・2、玄海3・4)とBWR5基(柏崎刈羽6・7、島根2、女川2、浜岡4)の原子炉設置変更許可申請(再稼働申請)を出し、原子力規制委員会で審査中です。原子力規制委員会は2月19日の本会議で、基準地震動や基準津波を確定し次第、「模範となる」原発を選定して「審査書案」作成のステージに入ることを決めました。最大の焦点は、基準地震動の策定です。
若狭連帯行動ネットワークなど関西の29市民団体が2月19日、「高浜3・4号と大飯3・4号のFO-A~FO-B断層と熊川断層の連動に係る地震動評価」について関西電力と交渉した結果、下図のように断層モデルによる評価結果が耐専スペクトルの1/2~1/3にすぎず、ひどい過小評価になっていることが浮き彫りにされました。ところが、関西電力はこの大差の原因を説明できず、「いずれの評価も適切であり、断層モデルの評価結果を2~3倍大きくする必要はない」と言い張っています。しかも、大飯3・4号では断層との距離が近すぎて耐専スペクトルは適用外だとし、断層モデルでしか評価していません。その基準地震動は断層モデルの評価結果にほぼ等しい状態です。これでは、耐震安全性が保証されているとは到底言えません。これは他の全原発に共通した問題です。原発近くの活断層等による地震に対して耐専スペクトルは適用外とされ、もっぱら断層モデルで評価されていますが、断層モデルでは国内の地震動をひどく過小評価しています。高浜・大飯原発を例にとり、原子力規制委員会に対し、具体的に地震動評価手法の抜本的改定を迫り、基準地震動Ssの大幅引き上げを求めましょう。炉心溶融事故に至る限界の地震動(クリフエッジ)は高浜3・4号で1.77Ss(973ガル)、大飯3・4号で1.8Ss(1260ガル)であり、地震動評価手法を改定すればそれぞれ「1000ガル以上」と「1500ガル以上」に引き上げる必要があります。そうなれば、再稼働などできません。他の原発も全く同じです。
この基準地震動策定のための手法は、主に「耐専スペクトル」と「断層モデル」ですが、いずれも最近20年間の国内地震観測記録を反映しておらず、耐専スペクトルの適用範囲は狭いままです。断層モデルは北米中心のデータに基づくレシピになっており、国内の活断層にそのまま適用すると半分以下の過小評価になります。断層モデルのこの問題点は1993年に入倉氏自身の共著論文で明らかにされていたことです。原子力規制委員会に公開質問状を共同で提出し、高浜・大飯原発の地震動評価を通して具体的に問い詰め、理論的に追い詰め、耐専スペクトルと断層モデルの抜本的改定を迫り、基準地震動の大幅引き上げを求めましょう。
原子力規制委員会に対する紹介議員は、社会民主党の福島みずほ参議院議員にお願いしています。
公開質問状の賛同団体・個人になって下さい。また、公開質問状(案)への追加・訂正などのご意見をお寄せ下さい。そして、ともに原子力規制委員会との交渉に参加して下さい。遠方からの交渉参加者には交通費の半額をめどにカンパしたいと思っています。交渉を成功させるため、1口500円で何口でも結構ですのでカンパをお寄せ下さい。

高浜3・4号と大飯3・4号に則した耐専スペクトルと断層モデルによる地震動評価に関する公開質問状(案) はこちら

添付資料はこちら 1.関西電力との2014年2月19日交渉記録、 2.長沢啓行(大阪府立大学名誉教授):「大飯3・4号と高浜3・4号の耐震安全性は保証されていない」,若狭ネット第147号,pp.6-27(2014)

公開質問状第1次締め切り:2014年3月5日(原子力規制委員会へ第1次提出)
第2次締め切りは交渉日(3月半ば以降に予定)前日
連絡先:〒583-0007 藤井寺市林5-8-20-401 久保方 TEL 072-939-5660  dpnmz005@kawachi.zaq.ne.jp
または 〒591-8005 堺市北区新堀町2丁126-6-105 若狭ネット資料室(長沢啓行室長)
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カンパ振込先: 郵便振込口座番号00940-2-100687(加入者名:若狭ネット)

若狭ネットニュース第148号を発行しました

若狭ネットニュース第148号(2014/2/25)を発行しました(一括ダウンロード1.2Mb

巻頭言-関西電力は、原発再稼働するために地震動の大きさを小さくみせ 耐震性はOK?これでは、重大事故を避けることはできません
緊急のお願い 公開質問状の賛同団体・個人になって下さい!
(1)美浜原発敷地内「活断層」に関するスミス氏の報告書は現存しない!?高浜原発の「断層モデルによる地震動評価が耐専スペクトルの1/2~1/3でも適切だ」、大飯原発は「断層モデルで適切に評価している」と居直る!
(2)2014年2月19日の関電交渉記録 交渉参加者の声
(3)2月2日関西電力の原発再稼働を阻止するために原発再稼働阻止・原発ゼロへ進むための討論集会 集会決議「関西電力に対し、大飯3・4号炉、高浜3・4号炉の「再稼働」申請取り下げと美浜原発の即時廃炉を求めます!」
(4)「スミス氏の報告書は当社に現存しない」という関西電力に美浜原発の耐震性を保証する技術的能力はあるのか? 美浜原発の敷地内活断層に関する追加質問状
(5)「美浜発電所建設工事」大野大明(関西電力建設部次長):発電水力,No.99,pp.37-51(1969)から抜粋

関西電力に美浜原発の敷地内活断層に関する追加質問状を提出

私たちは関西の市民グループ29団体で関西電力に公開質問状を提出し、2月19日に関電本社で回答を受けました。しかし、美浜原発敷地内の活断層疑惑を指摘したスミス氏による報告書は「当社に現存しない」とし、事実上のゼロ回答でした。当日は時間がなかったため、改めて追加質問書を提出することにしましたので、本日下記の通り、追加質問書を関西電力本社へ提出しました。(pdf版はこちら2014年2月19日関電交渉の記録はこちら

2014年2月24日
関西電力株式会社
代表取締役社長 八木 誠 様
     美浜原発の敷地内活断層に関する追加質問状
貴職は私たちの公開質問状に対し2月19日の交渉で広報部を通して、「スミス氏の報告書は当社に現存しない。」「大野氏の報告書に書かれた以上のことは不明である。」と回答しました。しかし、私たちはスミス氏の報告書について重大な疑問を抱いています。下記の追加質問に真摯に回答されるよう強く求めます。
(1)スミス氏の報告は1967年3月以降、美浜1号の設置許可が出た1966年12月の後に関西電力へ提出され、その内容も安全審査で検討された国内地質専門家による鑑定結果とは正反対です。このことから、スミス氏の報告書について、貴職は国に報告も提出もしていないのではありませんか。
(2)スミス氏の報告書は美浜原発の安全性に全面的に責任を持つ米国Wh社による報告書と書簡であり、敷地地盤補強対策の根拠となる技術資料です。地盤が問題となって施設に異常が生じた際にはWh社の責任を問うためにも、このような資料は永久保存するのが普通です。スミス氏の報告書をなぜ、いつ、「処分」したのですか。書簡も同時に処分したのですか。
(3)貴社の社内規則では、このような文書の保管ルールはどうなっているのですか。文書保管ルールまたは社内規則を公開して下さい。
以上
共同提出団体:
京都原発研究会,原発ゼロ上牧行動,ヒバク反対キャンペーン,ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン,全日本港湾労働組合関西地方大阪支部,STOP原子力★関電包囲行動,大阪此花発!STOPがれき近畿ネットワーク,みらくる∞未来を創るにんげんアクション,現代を問う会,ストップ・ザ・もんじゅ,原発の危険性を考える宝塚の会,さよならウラン連絡会,安全食品連絡会,奈良脱原発ネットワーク,さよなら原発北葛の会,反原発奈良教職員の会,科学技術問題研究会,さようなら原発生駒,鈴蘭台公害セミナー,地球救出アクション97,チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西,国際女性年連帯委員会,風を起こす女たちの会,福島の子どもたちを放射能から守ろう・関西,神戸YWCA平和活動部,どこまでも9条の会,子どもたちを放射能から守る大阪ネットワーク,環境フォーラム市民の会(豊中),若狭連帯行動ネットワーク(2014年2月19日現在29団体)

大飯・高浜・美浜原発に関する関西電力との交渉は2月19日になりました。ぜひご参加を!

公開質問状に関する関西電力との交渉は下記のように決まりました。

関西電力交渉
日時:2月19日(水)午後4時~5時
場所:関西電力本社の2階会議室(地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅下車西へ歩約7分)
参加希望者は、午後3時50分までに、関西電力本社玄関ロビーに集まって下さい。
できれば、事前に久保までご連絡下さい。

また、公開質問状は交渉当日に改めて第2次提出しますので、共同提出団体になって下さい(連絡は久保まで)。

大飯3·4 号,高浜3·4 号の地震動評価および美浜原発の敷地内活断層に関する公開質問状

公開質問状のわかりやすいリーフレット

詳しい解説(若狭ネットニュース第147号

「2・2原発再稼働阻止・原発ゼロへ進むための討論集会」決議(関西電力へ提出しました)

連絡先:若狭連帯行動ネットワーク
 (久保方 TEL 072-939-5660
 e-mai:dpnmz005@ kawachi.zaq.ne.jp) 

公開質問状を関西電力へ第一次提出し、原子力規制委員会へ慎重審議を申し入れました

関西電力に公開質問状を25団体共同で提出しました。(公開質問状はこちら

2月19日午後4時~5時に関西電力本社で回答を受けることになりました。その際に第2次提出しますので、前日まで共同提出団体を受付ます。

連絡先:若狭連帯行動ネットワーク
 (久保方 TEL 072-939-5660
 e-mai:dpnmz005@ kawachi.zaq.ne.jp)

原子力規制委員会へ慎重審議を申し入れました。(申し入れ文はこちら

2014年1月24日
原子力規制委員会委員長
田中俊一様
大飯3・4号と高浜3・4号の耐震性評価および美浜原発敷地内「活断層」評価に関する申し入れ
                      若狭連帯行動ネットワーク
 貴職におかれましては、新規制基準の下で、国内原発に関する原子炉設置変更許可申請書の審議にご多忙のことと存じます。
 私たちは「福井と関西を結び脱原発をめざすボランティアの市民ネットワーク」です。福井県若狭地方に11基ある大飯・高浜・美浜の各原発が再稼働すれば、これらの原発で福島第一原発事故のような原子力災害が生じるのではないかと憂慮しています。とりわけ、地震による同時多発故障(共通原因故障)で炉心冷却ができなくなる事態を憂慮しており、このたび、関西電力に対し、添付のような公開質問状を提出し、文書回答と口頭による説明を求めています。
 過去にも、このような地震に関する公開質問状を提出して回答を求めてきましたが、「原子力安全・保安院や原子力安全委員会の審議会で検討中である」とか、「同審議会で基準地震動や地震動評価結果が了承されている」とかの理由を付けて、まともな回答や説明を受けた記憶がありません。今回もそのようなケ
ースになるのではないかと危惧しながら、それでも、フクシマ事故の後でもあり、少しはましな対応をしてくれるのではないかと淡い期待を寄せながら、添付の公開質問状を関西の市民団体共同で提出しました。
 つきましては、原子力規制委員会でも、私たちが憂慮している内容をご承知おき頂き、私たち国民の納得できる審議がなされますよう、強くお願いする次第です。
                            以上
添付資料
1.関西電力宛「大飯3・4号,高浜3・4号の地震動評価および美浜原発の敷地内活断層に関する公開質問状」(2014年1月24日)
2.長沢啓行(大阪府立大学名誉教授):「大飯3・4号と高浜3・4号の耐震安全性は保証されていない」,若狭ネット第147号,pp.6-27(2014)

大飯3·4 号,高浜3·4 号の耐震性等に関する関電宛公開質問状の共同提出団体になってください

関西電力宛公開質問状の共同提出団体になって下さい公開質問状(案)ダウンロード1.6Mb)(わかりやすいリーフレットはこちら
大飯3·4 号,高浜3·4 号の地震動評価および美浜原発の敷地内活断層に関する公開質問状(案)

1月24日に公開質問状を第1次提出しました(公開質問状はこちら)。

2月19日(水)午後4時~5時に関西電力本社で回答を受けることになりました。ぜひご参加下さい。公開質問状は2月19日に改めて第2次提出します。2月18日まで共同提出団体を受付ますので、よろしく。

連絡先:若狭連帯行動ネットワーク
(久保方 TEL 072-939-5660
e-mai:dpnmz005@ kawachi.zaq.ne.jp)

関電交渉に向けた下記の討論会にもご参加下さい

原発再稼働阻止・原発ゼロへ進むための討論集会
日時:2014年2月2日(日) 午後1時半~4時半
場所:市民交流センターひがしよどがわ集会室(305)(地図はこちら
(地下鉄御堂筋線「新大阪」下車徒歩10分
JR東海道本線「新大阪」下車徒歩5分)
内容:
(1)美浜直下の活断層疑惑と大飯・高浜原発の耐震性を斬る
(2)原子力被災者に被ばくと生活難を強いて「東電救済」など許せない
主催: 若狭連帯行動ネットワーク(連絡先:クボ072-939-5660)

若狭ネットニュース第147号を発行しました

若狭ネットニュース第147号(2014/1/14)(一括ダウンロード5.6Mb
巻頭言-2014年新たな年の幕開けです 明るい社会への第1歩それは脱原発!
東電社員や家族に「賠償金を返還せよ!」と迫り、事故現場で働く下請け作業員への日当の「ピンハネ」を容認する東電
こんな東電は破産処理し、発送電分離・電力地域独占解体へ進むべきです
大飯3・4号と高浜3・4号の再稼働を許すな!関西電力へ共に公開質問状を出して追及しましょう
ともに活動した「真野京子さん」ご冥福を祈ります
(1)東電社員と家族に賠償金返還を迫り、下請作業員の日当「ピンハネ」を容認
  柏崎刈羽原発の再稼働を柱にした東電再建など許せない!破産処理すべき!
(2)大飯3・4 号と高浜3・4 号の耐震安全性は保証されていない
 大阪府立大学名誉教授 長沢啓行(生産管理システム)

関西電力への公開質問状の共同提出団体になって下さい公開質問状(案)ダウンロード1.6Mb)(わかりやすいリーフレットはこちら
 大飯3·4 号,高浜3·4 号の地震動評価および美浜原発の敷地内活断層に関する公開質問状(案)

若狭ネットニュース第146号を発行しました

若狭ネットニュース第146号を発行しました一括ダウンロードはこちら

巻頭言—原子力被災者の忍従と国民の経費負担による手前勝手で無責任な「東電救済」策を許すな!東電を破産処理し、発送電分離・電力地域独占解体へ進もう!電力市場の完全自由化と送配電網の中立的な公的管理で、再生可能エネルギーの飛躍的普及をはかろう!これで大飯・高浜の耐震性は保証されるのか?美浜原発直下の活断層を隠したのでは?関西電力に問い糾し、再稼働をやめさせましょう!

(1)やめろ!被災者に被ばくを強要し、国民負担を増やす東電救済策!東電を破産処理し、東電・金融機関・株主に事故責任をとらせろ!原子力政策を推進してきた国の責任で、原子力被災者を救済し、廃炉・汚染水対策に全力投入せよ! 「原発ゼロ」へ政策転換を!

(2)原発再稼働が当面最大の焦点— エネルギー基本計画 原発再稼働を許さず、もんじゅ廃炉・再処理工場閉鎖の声を拡げ、脱原発・再生可能エネルギー推進のエネルギー政策へ転換させよう!フクシマ事故の責任をとり、東電を解体し、電力自由化・発送電分離を!

原発再稼働阻止・原発ゼロへ進むための討論集会
日時:2014年2月2日(日) 午後1時半~4時半
場所:市民交流センターひがしよどがわ集会室(305)(地図はこちら)
(地下鉄御堂筋線「新大阪」下車徒歩10分
JR東海道本線「新大阪」下車徒歩5分)
内容:
(1)美浜直下の活断層疑惑と大飯・高浜原発の耐震性を斬る
(2)原子力被災者に被ばくと生活難を強いて「東電救済」など許せない

主催: 若狭連帯行動ネットワーク(連絡先:クボ072-939-5660)

大飯・高浜原発の再稼働を阻止し、美浜原発を廃炉にするため、関西電力へ一緒に公開質問状を出して追及しましょう。公開質問状の案は、2014年1月中旬にお届けします。共同提出団体になって、2月中旬(予定)の交渉に参加して下さい。

11月5日 関西電力本社で10・26反原子力の日の申し入れと交渉を行いました

2013年11月5日、関西電力本社に対して10・26反原子力の日の申し入れを行いました。同時に、34団体・個人の連名で、緊急質問状「10・26反原子力の日に際して、9電力社長懇談会マル秘文書『日本原電への支援について』に抗議し、緊急質問状への回答等を申し入れます」(10月16日付提出済)を改めて提出し、回答を求めました。市民30名が参加し、関西電力からは広報部3名が出席しました。

最初に、若狭連帯行動ネットワーク、ヒバク反対キャンペーン、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援の3者が10・26反原子力の日に際しての申し入れを行い、続いて緊急質問状への回答を得ました。

しかし、関西電力広報部による正式回答は全質問項目について「ご提示されております電事連の内部資料とされる掲載内容につきましては当社の資料ではなく、お答えする立場にありませんので、回答を差し控えさせて頂きます。」(若狭ネット申し入れと緊急質問状への関電回答はこちら)というものでした。狭い会議室に30名がぎっしり詰め込まれた中で、このあきれた回答を聞き、市民の怒りは爆発しました。

日本原電から全く受電していないにもかかわらず、消費者が電気料金を支払わねばならない理由として、関電広報部はこれまで、「共同開発に近い原発なので当社の原発と同様に敦賀原発の維持・管理費を電気料金原価に参入している」と説明してきました。にもかかわらず、9電力社長懇談会のマル秘文書では、「日本原電の破綻による影響を緩和し、時間稼ぎをするため、受電なき電力購入費を支払う」としていたのです(マル秘文書はこちら)。関電広報部の無責任極まりない回答と居直った姿勢に対し、私たちは全員で厳しく追及しました。

挙げ句の果てには、「本、権威のある岩波、私ちょっとそこら辺はよく知りませんが、電事連の資料というような文書が出てきた。それについて、掲載内容について、先ほどから申しておりますように、当社がお答えする立場にございませんので。と回答したのです。これは権威ある本に記載されている内容だから間違っていないということを暗に認めたとも言えます。つまり、これまでの主張は、マル秘文書に記された合意内容=本意を隠すための詭弁にすぎず、日本原電は破産を免れないが、その影響を緩和するため、9電力で日本原電を支援しよう、そのため「受電なき電力購入費」を消費者から徴収して日本原電に渡そう、料金の前払いさえも行おう、というのです。これほど消費者をバカにしたものはありません。

私たちは関西電力の居直りを許さず、「受電なき電力購入費」を徴収して事実上破綻した日本原電を生かし続けている関西電力の責任を追及し続け、一日も早く敦賀原発廃炉を勝ち取りたいと思います。皆さんのご協力を願いします。